Stay Simple

心を整えてシンプルに、クリエイティブに生きること。

《I'm enough.》心から自分を認めたいと感じている方へ⑥光と影、どちらも見る

前回からの続きです。

 

 

思いこみについて分かってくると、周りの人の心についてもよく見えてくるようになります。

この人はこんな思いこみがあるのかな、こんな価値観を信じているのかな。だからこう感じて、こう話してるのかな。

そう感じるようになると、ますます何かが起きた時に、「どう受けとめるか」はその人の心の中だけの世界、ということが分かります。

 

その人の持つ思いこみによって、受けとめ方が違います。
あなたの心の中の反応だけがリアル。

外の出来事は一切関係ない。外には何も起こっていないのです。
ドラマはいつも内側で起こっています。

 

心にどんな反応が生まれるかは、あなたの持つ思いこみと心の反応パターン・性格・本質によります。それは誰のせいでもなく、全て「あなたの持ちもの」です。

心を深くみてみないと、意識の光を当て続けないと、「自分が何を持っているのか」分かりません。「久々に引き出しを整理してたらこんなモノ見つけた!」のと同じような感じで、持っていても意識していなかったり、忘れていたり。

 

これって考えてみると面白いですねえ。
私たちは、自分の心の中身をほとんど知らないのです。

 

「意識できている、認識しているわたし」という感覚は、本当に表面のわずかな部分です。20年以上心について自分なりに研究してきて、それでもまだ新しい発見ばかりです。
「わたしってこんなこと思ってたんだ、こんな価値観を信じてたんだ」と。

 

 

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心が苦しいと感じることがあったら、その理由はあなたの心の中にあります。

比較、期待、無意識の基準、2元的な価値観、しなければならないという概念。たくさんの思いこみが、無意識のあなたの心の持ちものが、心を不自由にして現実を困難に「見せかけて」きます。

 

今回はその中でも根深い「比較癖」についてみていきましょう。

 

無意識に周りとものすごく比べてしまったり、誰かと比べて「やっぱり私は足りない」とすぐ落ち込んでしまう癖。

それは育ってきた環境・教育や、「周りと同じであれ」「出る杭は打たれる」という日本ならではの無意識の同調圧力など…色々な理由があると思います。

高校生くらいまでは「個性をだすな」というような感覚を感じやすいのに、大人になった途端に「個性をだすこと」を求められる。

私は中高一貫の女子校だったため、嫌が応にも「自分よりもあらゆる点で優れている女の子たち」と比べることができてしまう環境でした。

 

でも大人になって、たくさんの人と出会って、そしてたくさんの相談を受けてきて感じるのは、「人生全て順調で、自分に満足している人はほとんどいない」ということです。

「光」の部分だけを見ているとつい比較してしまいますね。

光の部分=いいなあと思う相手の容姿や、性格・持ち物・ライフスタイルや、SNS上での人生のハイライトなど…

でもどんな人にも、必ず影の部分があります。

私は学生時代は本当につらいと感じる時期が長くて、心から信頼できる友達もなかなかできなかったり、自分の容姿ももっと華奢に生まれたかったとか(笑)、いろんな思いを経験しました。
大人になってからも、誰にも言っていないし書いていないけれど本当に苦しかった時期が何度もありました。
でもだからこそ気付けたことがたくさんあって、私は影の部分にも全て感謝できるようになり、周りの人もみんな同じなんだ、と深く納得できるようになりました。

 

今までたくさんの方とお話してきましたが、「悩みなんてあるの?」と思うような超美人の方でも、誰にも話せなかったつらいお話を聞いたり、家の苦労だったりと、本当にどの方の人生もそれなりに大変なのです。
幸せそうに見えるカップルにも、周りには言えないような悩みがあるなんてことは本当によくあります。美人だからこそ逆に恋愛運が悪いなんてケースはやまほど見てきました(笑)

 

 

あなたがうらやましいと感じる人、その人にはその人なりのつらさや影があります。
ただ言わないだけ、見せないから分からないだけです。

 

幸せそうなイメージを守るために見せない、ということもあります。本当はハッピーじゃなくても、そのイメージを守ること=(SNS上だけでも)幸せそうに見られることが目標となりプライドとなってしまっている場合もあります。

(なので比較癖を本当にしっかり手放したい場合、最初はSNSと距離を置いた方がいいです)


その人に成り代わったとしても、幸せを感じられるかどうかは結局自分の心次第です。

どんな人の人生も、持ち越してきている家系のエナジーなど合わせると、どれも本当にユニークで個性的で、そもそも比べようがない、というのが今の私の感覚です。

 

自分にないものを感じてうらやましい、と思った時は、まずその感覚に気づき、受けとめて、共感することが大切です。

その感覚を否定しないこと。今まで散々その感覚と葛藤してきて、否定してきていることが多いですから。そういう思いをずっと感じてきた、自分自身(の心の一部)に対して、深く思いやりのエナジーを送るイメージで、優しく流しましょう。

一番の親友に接するように、今感じた思いを押しやったり否定することなく、ただ心に寄り添うことです。

 

 

 

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そして周りとの比較と同じくらい多いのが、「過去の自分(相手)と比べる」ことです。

昔の私ならできたのに、今はできていない。

過去のあの人ならしてくれたのに、今はしてくれない。

 

心って本当に比較対象をあっという間に見つけてきますよね(笑)周りと比べなくなってきた☆と思ったら、今度は自分自身と比べてしまう。「昨日の自分を越える」とか「自分に勝つ」とか。

この心は、もちろん悪いわけではないけれど、自分自身と少し敵対しています。それは小さな心の動きですが、チリも積もれば「今の自分はできない、足りない、不十分だ」という思いこみに繋がりやすいのです。

 

過去の私はできたのに、なぜ今できないの?

それはもう「過去」じゃないからです(笑)

過去は消え、記憶の中に残るエナジーとなった。

今この瞬間は全く新しい。

全く違う空間なのです。

比べられない質なのです。

 

例えば、私の食事はかなり波があります。
けっこう食べれる!と思う日もあれば、今日は1食でいいな、とか。

ここを「規則正しく毎回同じように!」と決めてしまうことは、私の身体には合いません。

 

「あの時はこのくらいの量で良かったのに、なんで今日はこんなに食べちゃったのかな?」
「あの時は〇kgだったのに、今はなんで1kg多いのかな?」なんて比較しても、私にとっては本当に意味がないことなんです。

 

でも大昔なら、食べ過ぎたと感じる自分を責めたりしていました。「パーフェクトに食事量をコントロールできたと感じられる自分」と比べていたんですね。

 

今はそのコントロール欲を手放し、身体の「今の声」をしっかり聞けるようになりました。
今はこのくらい食べられるな、あれを食べたいな。その感覚にただ従うだけ。全く食べなかったり、すごく少ない時もあれば、普通の時もあります。夏はさらに少なめ、冬は多めと季節によっても変わります。
私はその自分の内にあるリズムを大切にしています。

 

身体の中で何が起こっているのか、どんなホルモンがでてどこの細胞が死んで生まれ変わって…と働いてくれているのか、見ることも知ることもできませんが、そのリズムを感じようとすることに私にとっての心地よさがあります。
〇〇をとると身体に良い、みたいな情報は全く参考にしていません。

食べてみて、私の身体に合うかどうか。

その時のリズムと合っているかどうか。

 

これは食事だけじゃなく、全てに言えることですね。

過去の自分、今までの自分と比べずに、毎瞬新しい自分と出会う。出会い直すのです。

そこにはいつも、新しい始まりと無限の可能性があります。

 

 

 

 

他の幸せそうな誰かのようになりたい、この思いはあなたを幸せにはしてくれません。
あなたにはあなただけのオリジナルな本質があり、人生があり、光があり、影もあり、それを全て認めて愛する=今そのままの自分にOKをだすことだけが、自分をラクにさせてくれるのです。

それができるようになれば、

「私は今のままで十分愛されているんだ、許されているんだ、価値があるんだ、役に立っているんだ」

この思いを感じるための行動や目標が消え、あなたの命の流れへと戻れます。

そこにはきっと想像もできないような展開が待っています。

 

 

そもそも「比較する視点」そのものは悪いことでもなんでもありません。

なぜなら、「自分が(周りと比べて)何かができる、好きである、興味が強い」ということも、比較しないと知ることができないからです。

自分ひとりだけなら、その「自分の中身」は自分にとっては当たり前のことすぎて、自然すぎて意識することができません。

世界の全ては、自分をより深く知るための鏡みたいなものなのです。

 

 

・光と影、どちらも見る

・「自分は足りない」と感じるような出来事があったり思い出したりしたら、その思いをずっと感じてきた自分に、優しく寄り添う

 

まずはこのふたつを意識してみてくださいね。

急がず、ゆっくり、少しずつ「比較癖」を手放していきましょう。

 

 

頑張ることに逃げない、

「やった方がいいと思うこと」で人生をいっぱいにしない、

自分を責めずに素直な感覚の全てを受けとめる、

世界を責めて心を暗くしない、

自分にも相手にも光と影があることを知る。

 

合言葉は、何をしていても、 していなくても、 何を感じても、「それでOK」 (╹◡╹)

続きます!

 

 

 

 

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