《I'm enough.》心から自分を認めたいと感じている方へ④ 自分を責めない

前回からの続きです。

《I'm enough.》シリーズ 

 

 

自分を責めない、それがこんなにも難しいことだったとは!(笑)

20代前半では、やはりまだまだできていなかったと思います。できていたようで、まだまだ条件付きでした。

 

自分を責める、自分にがっかりする、自分を受け入れないという「心の中の無意識の行動」は、本当に一瞬の反応です。あまりにもその反応に慣れてしまい、意識することが最初は難しいかもしれません。

 

どんなに最低だと感じる自分でも、自分が過去にした行為が許せないと感じても、その部分ごと、まるごと愛することが必要です。

ここは他の誰にも埋められないのです。

 

みんなどこかは個性が強い部分があって、バランスがとれてなかったり矛盾があって、でもそれが自然なこと。揺らぐことが自然なのです。まず揺らぐ心を許しましょう。

 

そして「自分はこういう性格だ」という固定された自分は一切ありません。

自分の性格はその時の気分、一緒にいる人などでコロコロ変わります。

過去の経験ではあなたを定義することはできません。

あなたが自分の素直な感覚と向き合うことができているなら、自分が思い出してわざわざ影響を受けない限り、過去にはなんの影響力もありません。

 

 

いわゆるネガティヴな感情(と言われるような、イライラ・嫉妬など)を感じると、それをフタしようとする感情もセットででてきます。 大人になったあなたの、理性的な頭の反応です。

「こんなこと感じちゃいけない、こんなこと感じたら性格悪い…」などと、感じたことをなかったことにしようとする心の働きがあります。

そうするとその最初に感じた素直な感覚は心の奥底に追いやられ、光に戻ることもできずに闇となっていきます。なくなりはしません。悲しいエナジーのまま、ただ、そこにあります。

そしてふとした瞬間にまた心の表面に浮かび上がってきて、あなたに見てもらおうとします。

素直な感覚・感情は、ただあなたに見てもらいたい、受けとめてもらいたいのです。

自由にしてほしいのです。解放されたいのです。

それは小さな子どもが親にちゃんと見てほしい、知ってほしいと感じているのと同じようなものです。

あなたが子どもの頃から見せないように隠してきた全ての感覚、それはどんなに些細なことでも、消えてはいないのです。

 

エナジーのしこりを残さないためには、感情を何も判断せずに全て、受けとめることです。心に浮かぶ、感じる、全てのことを。

 

過去を思い出すことも、未来に思いをはせることも、全て「今の経験」として完了させていく。よけいなエナジーを残さない。一体化しない。

淡々と思考・感情を眺めていくだけで大丈夫です。

流れる雲を見るように、車窓を眺めるように。

 

 

「ただ生きているだけでじゅうぶん!」 だということを、何度でも思い出しましょう。

頑張っているから、誰かの期待に応えているから愛されるわけじゃない。

愛は無条件に、あなたの存在そのものに注がれているんでしたね。

何をしていても、していなくても、何を感じても、「それでOK(*^^*)」と全て受けいれる。受けとめる。

それが自分への無条件の愛です。もう自分とケンカするのはやめましょう。

もし昔に戻れたとしても、その時はその選択肢、その道しかなかったのです。

過去の自分を、その全てをちゃんと受けとめなおしましょう。

 

 

 

 

条件付き(〇〇を達成したら、もっと痩せたら、〇〇ができたら、〇〇になれたら、悟れたら、もっと成長したら…etc)でしか自分を大事にできない、愛せないのであれば、自分も周りの人に何か基準を押しつけてしまうでしょう。それは言葉にしなくても、エナジーで伝わってしまいます。

自分への満足、愛から全てをはじめることが本当に大切です! !

始め良ければすべて良し♡なのです。

足りない足りない、という思いから始めたことは、いずれエナジーが枯渇してしまいます。

 

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自分を責めずに、全てを愛するにはどう意識していけばいいのでしょうか?

 

嬉しい出来事はそのまま喜び、いやだと感じる、ネガティヴ(とされる)感情を湧き上がらせるような出来事は、そう感じた自分を責めずに、「自分の中の思いこみに気づく大チャンス!」と思ってお祝いし、思いこみをどんどん外していきましょう。

 

素直に感じたことをそのまま気付いて受けとめていくだけでいいのです。

隠さない、なかったことにしない、蓋をしない。素直な感覚に共感して受けとめていく。

余計な判断を加えず、ややこしいエナジーにしないのがポイントです。

(素直に感じたことを、例えば周りの人にそのままぶつけていいという話ではありません。これは全て心の中の話です)

 

 

受けとめるだけで、その感覚は流れてあなたの生命エネルギーとして戻っていくのです。

その感覚を無理やり消そうとか、どうにかしようと「取り組む」必要はないのです。

気づいて受けとめて、できればその感覚にまた出会えたことに感謝していくだけで、あなたの仕事は終わりです。

具体的に何かすることがあるなら、心で感じた素直な感覚をまず受けとめてから、「するべき」だと感じることを「している最中に感じる思い」も全て受けとめながら淡々とやりましょう。

 

(生命エネルギーとは、あなたが何かをしようとする時に使う基本的なエナジーです。セッションでは、例えばこの感覚にちゃんと向き合ってこなかった方はエネルギー漏れのような状態(エネルギーが上手く循環していない)になっていたり、バックグラウンドでずっとエネルギーを使っている感じなので、ヤル気もでずお疲れの感じになっていることが多い、というのが私の実感です)

 

 

自分の素直な感覚に嘘をつかず、自分を責めなければ、心はどんどん楽になっていきます。そうして自分の心をクリアにした分、自分の周りの世界もどんどんクリアに見えてくるようになります。

必要な時に、必要な場所にいて、必要なことができるようになります。

自分ではコントロールできない、ベストなタイミングがそろってくるのです。

 

 

人生にはやはり流れがあって、それは常に湧き出ている泉のようなものだと感じます。

そこに戻れば全てが自然に流れていくのです。自分にご縁のある人たち、場所、お金、モノなど全てがそろっていく。

私たちが勝手に全てを判断したり、色々考えすぎてエナジーを乱したりしなければ、過去を思い煩って逆走(笑)したりしなければ、それは美しくすでにそこにあるのです。

 

 

何をしていても、 していなくても、 何を感じても、「それでOK」。

まずは全てを受けとめる愛の心の器を作りましょう。

ガチガチな価値観、判断を手放してゆるみましょう。今起きていることの、本当の意味は分からないんだから、これからの自分に任せて今をしっかり感じ尽くしましょう。

必要なこと、探しているもの、全ては今、ここにあります。

 

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頑張ることに逃げない、

「やった方がいいと思うこと」で人生をいっぱいにしない、

自分を責めずに素直な感覚の全てを受けとめる。

合言葉は、何をしていても、 していなくても、 何を感じても、「それでOK」 (╹◡╹)

 

 

続きます!

 

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