《I'm enough.》心から自分を認めたいと感じている方へ①

「あなたは今、幸せですか?

自分に満足してますか?

え?幸せじゃない?
何か足らない気がする?

じゃあコレをやってアレをやって
「理想の自分」を叶えて、
コレもアレも買いましょう!!
全部揃えたらきっとその気持ちはなくなりますよ。
そうしたら幸せになれますよー!」

 

 

心の苦しみは、
この考え方、捉え方そのものから生まれています。

 

 

この考え方の後ろにある前提は、
今の私は不十分」というものです。

自分はダメだ、自分には価値がない、という思いこみです。

 

私は不十分、だからそれを内面的に克服して
理想の自分になったら、
外の環境が理想的になったら、
欲しいものが全てそろったら、
私は「完全になる」という思いこみ。
ほんと〜に根深いです。
プライベートセッションでもよくテーマとして扱います。

 

 

 

 

私がいつも感じているのは、
どんな人も今ここ、この瞬間でパーフェクト。
内面的にも欠けているものは何もない。
今目の前にある状況は、
全て今の自分に必要な、ご縁のあることです。

  

ただ思いこみが多すぎて、
そうは思わせてくれないのと、
「私は今の私で十分なんだ」と感じていないから、

何か足そうとして、直そうとして、自分の本質(人生を通して表現したいと思っていること)を認めていない、表に出そうとしない。

だから心からの幸せや満足感や、今にくつろげる心地よさを経験できないのです。

 

 

根深い思いこみのひとつをもう少しみていきましょう。

 

とにかく頑張らなければ、

前に進まなければ、

「良い」変化を起こさなくては、

人生は良くならない。

 

あなたもそう思っていませんか?

これが心の中で支配的なエナジーになると、
脅迫観念のように、自分を武装し始めます。

新しい資格を探したり、
自己啓発系の本を読みあさったり、
興味があんまりなくても異業種交流会みたいなところに行ったり…

もちろんそれが「悪い」わけではありません。
ただ心の奥は苦しいはずです。
なんか違うなと感じているのに、
無理やりアクセルを踏んでいる。

 

私が感じる、それぞれの方にある「本質」と「命の流れ」。
「本質」はあたが人生を通して表現したいこと、あなたの心に生まれた時から備わっている喜びや、あなたの感性そのもの。

「命の流れ」は、「わたしの本質」が心地よく生きていける場所です。

もちろん嫌なことが全く起こらないとか、

そういうわけではありません。

必要なことはなんであれ起こります。

でも「なんかちがう」「なんかズレている感じがする」「何か違うことをしなくちゃ」というような、存在の不安がない場所といえば、なんとなくイメージできるでしょうか。

 

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「頑張らなければ」というその思いが、
無理やりアクセルを踏むその焦りこそが、
「命の流れ」の外に出て行くようなものです。

  

それは全てあなたの限られた思考、頭で考えて「良い」と判断したこと。
命の流れが見せてくれるのは、

思考の外の世界です。

 

「あの時は大変だったけれど、今思うとあの出来事がターニングポイントだった」というようなことは、人生の中にいくつかありますよね。
頭では望んでいなくても、あなたの命全体が必要と判断したことは、なんであれ起きる。

私は自分の今までを振り返って、そう感じます。

 

あんなつらい思いはしたくなかったけれど、
でもそのおかげで本当にたくさんのことを学び、周りへの愛が深まり、創造の源となり、意識がよりクリアになったと感じることはたくさんありました。
私にとって、つらかった出来事は結果として「良い」ことになった。
「良いこと」って、今の自分には判断できないことですね。
「人生を良くする」ために何をすべきかなんて、なおさら分かるはずがありません。

 

 

頑張らなきゃ、今より前に進んで「良く」しなきゃ、そうしないとダメになる。
そんな思いこみがあると、外へ外へ、「不完全な自分」を埋めようと知識や出会いや何かを探して、命の流れの外にでてしまいます。

あなたは、本当に、本当に、「今ここ、この瞬間、意識している自分」のままで、何も足りないものはありません。

何かを足そうとせず、心から愛や喜びを感じるものと繋がっているなら、

思い出せるなら、そこが命の流れです。
(この喜びもまた、思いこみのせいで分かりにくくなっていたりしますが(ノД`))

 

人生を良くするために何かを(無理やり)頑張るのではなく、本来の命の流れに戻って信頼する方がずっとずっと生きやすい。
その流れの中での「頑張り」は、大変だーと感じることがあっても、本人は「無理やりやっている/やらされている」とは感じていないので、心を暗くさせるようなものではありません。

 

「命の流れ」は、前に進むより、

心の深いところを旅するイメージです。

自分って一体どんなエナジーを持って生まれてきたんだっけ?と。

 

 

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「自分は不十分だ、足りていない、価値がない」…

この思いこみが心にあると、「自分という存在が、価値のある存在だと思われたい、承認されたい」という欲求が生まれます。
 


何をするにも、まずこの「不十分さ」を埋めなければ!と「思いこんでいる」ので、願うことも「何かを通して「自分が今のままで十分だ」と感じられること」が先にきます。

 

 

「私は今のままで十分愛されているんだ、許されているんだ、価値があるんだ、役に立っているんだ」

心はこう感じたい、だからそのための手段としての目標が生まれます。

 

例えばそれは時に自分の本質を犠牲にしても、「周りから感謝される仕事をやること」であったり、
「痩せて綺麗になってパートナーを見つけること」「資格を得ること」「ハイブランドなモノを手に入れること」であったり…

 

でも本当に欲しいモノは、その目標を達成することではなく、「自分には価値がある」と心から感じられることなのです。

 

この思いは周りから承認をもらうことで、モノを得ることで埋められるものではありません。
心は「これさえ埋まればきっといつも幸せな気持ちでいられるはず!!」と思っていますが、おおもとの心の質が変わらない限り、今度は手に入れたものに悩まされます。

 

 

褒められても素直に受け取れなかったり、
資格をとっても「同じ資格を持っている人はたくさんいる、もっと上を目指さなくては」と満足できなかったり、
愛されても、「本当に愛されているのかしら」と相手を疑ったり、ちょっとしたことでもすぐ愛を失うのではないかと不安を感じたり。
自分で自分の価値を信じられていないからです。

 

目標を持つことが悪いわけではなく、「自分は不十分だ」という思いこみが強いと心の中のエナジーはそのように働いてしまう、ということです。

 

 

全てを解決するのは、自分が心から「今の私にOKをだせるようになること」です。

自分の本質を知り、それをなくそうとせず、

嫌だと思わず、心から認めることです。愛することです。

これからさらに深く書いていきますね。 

 

合言葉は、何をしていても、 していなくても、 何を感じても、「それでOK」 (╹◡╹)

 

続きます!

 

 

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