「欲」との向き合い方

使命は立派なものじゃない

大好きで、やめられないこと!

使命に気づくためのヒントだから

欲はなくそうとしちゃダメだよ

受け入れるの

  

by 斎藤一人さん

(どこかの本から…かなりうろおぼえ笑)

 

 

高校生の頃、初めて斎藤一人さんの本を読んで、衝撃でした。

日本一のお金持ちと言われている人が、どんな考え方なんだろうと思ったら、

「こんなに楽で、シンプルな考え方でいいの?」って。

 

気持ちいい返事をするとか、グチを言わないとか、

本当に基本的で大切なことは、

この頃一人さんの考え方を参考にしながら練習していった気がします。

 

 

さて、「欲」について。

誰しも、好きなことや、やっていて心地いいもの、経験したいことなどありますよね。

それも特定の分野において、何かしら強い欲があるのが普通です。

例えば私なら、「書くこと」「手帳やノート周辺」「心について深く知ること」「瞑想」「世界の聖典、物語(長く読み継がれてきたもの)」「語学」「石」

 

なぜそれが好きなのか、やりたいのかと聞かれても正直分からないです。(笑)

 

自分の心に喜びを感じること

いつまででも関わっていたいこと。

知りたい、といつまでも興味が湧き出てくるもの

好きなことって、理由なんてないんですよね。

ただ自分の中心から溢れてくるような感覚。

 

一人さんが言う通り、

「それは使命のヒントだから、なくそうとしちゃだめ」なんだと思います。

私の言葉で書くと、

それは「あなたの本質を表現するもの」。

自分の中の「もっと知りたい」「もっとそれを経験してみたい」という欲は、

受け入れるしかないのです。

なくそうとしてもなくならない。

その欲を通して「自分の中のたくさんの感情や、ご縁のある人と向き合う」ことになっているからです。

私が「書くこと」を通して、たくさんの思いに向き合ってきたように。

 

 

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欲がない=特に興味がない、心が動かないことには、

自分の中で向き合うテーマとして大きいことは何もでてきません。

例えば私は「料理」「食べること」にあまり強い興味はありません。

必要な家事としてやるけれど、新しいレシピを試してウキウキ🎵とかもそんなにないし、食器やお鍋などもほとんど新しく買いません。

シンプルで栄養があればそれでヨシ、なので凝った料理は作りません。

揚げ物はキッチンが汚れるからしません。(笑)

料理<掃除。

 

でも料理が大好きな人、家でパンもケーキも焼いちゃう人もいますよね。

新しくレシピを考えたり、みんなに振る舞うのが好きだったり。

好きなことを通して、必ず心にたくさんのエナジーが産まれ、

そこに向き合うことがその人の道になっているのです。

 

 

あなたの欲に、良いも悪いもありません。

稼ぐ=お金になりそうな欲(知識欲)は良いけど

お金を使う欲(趣味)が悪い、なんてこともありません。

欲は判断するものじゃなく、

まずまるごと受けとめるもの。

それはあなたの道の一部だからです。

その欲を受けとめて、その欲を知ることから、

自分の本質をより深く理解できるようになっているのです。

 

 

今のあなたは何を知りたいのでしょうか?

何が欲しいのでしょうか?

「欲しいモノ」を通して、何を経験したいのでしょうか?

今、一番好きなことは何でしょうか?

 

全ての欲を、「これは良いけどあれはダメ」とジャッジせずに、

まずは書きだして受けとめましょう。

その欲を通して、心の中に湧き出てくる感情を見つめてみましょう。

 

その欲はあなたの道を示してくれています。

なぜそういう思いがそれぞれの心に生まれてくるんでしょうね…本当に不思議です。

今このタイミングだからこそ生まれてくる欲、

その欲を通さないと見えない心の奥の思い。

純粋な喜びだけじゃなく、たくさんの思いを見せてくれます。

なくさないで、嫌わないで、欲と向き合ってみてくださいね。