「表現しながら生きること」を殺すもの

 

三浦春馬さんの訃報を聞いてから、自分でもビックリするくらいショックを受けていて。

なんだかいろんな感情が、記憶が、感覚が溢れてくるので、心をずっと眺めています。

 

 

ドラマ等ほとんど見ないのですが、三浦さんの昔の作品(ごくせん、ブラッディ・マンデイなど)は見た記憶があって。若いのに素晴らしい演技力だなあと。

何かのチャリティーイベントで、実際に拝見したこともあります。まだ歌手として活動はされていなかった時ですが、歌もすごく上手くて驚いて。

実際にその人と同じ場にいたことがある(ライブ等見にいったことがある)アーティストの方って、人生で限られますよね。近年の作品は全然見ていなかったのですが、それでもたまにテレビ等で映る、くしゃっとした笑顔に癒されていました。

 

基本的に芸能人に興味のない私にとって、珍しく心の中に残り続けていた方でした。

だからなのかな、第一報を聞いた時からもう三浦さんを思う「哀しみの輪」のようなエナジーと繋がってしまって、すぐにハートのあたりが痛くなってきて。慌ててフラワーエッセンスを取りました。(オーストラリアンブッシュフラワーエッセンスの「フリンジド・ヴァイオレット」です)

 

 

 

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心の中に湧き上がるいろんな感覚。

三浦さんをトリガーに、もともと私の中にあったエナジーがブワッと出てきて、それはやはり「クリエイティビティ(創造性)」に関することなのだと思いました。

 

・若くして才能(もちろん努力も)のある方が亡くなってしまう哀しみ

・こんなに全てを持っているように見えるのに、幸せな最後ではなかったこと

・才能があるがゆえに、才能に殺されてしまったかのように感じること

・親の目線で、子供に先に死なれたらどんなに辛いだろうかと想像してしまうこと

 

 

  

私にとっての表現は「書くこと」で、彼とは全然違いますが、それでも同じ創造性を大切にしている者として、何よりも大切なのは心のバランスだと感じます。

バランスが崩れてきた(何か苦しいと感じる)と思ったら絶対に休まないといけないんです。

 

三浦さんは仕事では本当にプロフェッショナルな方だったんだと思います。だからこそ周りもほとんど気づいていなかった。弱音をはいていなかった。その陰でどれほどの葛藤と苦しみがあったのでしょう。

 

 

 

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何かを表現しようとして生きる時、それは「命を削るようなあり方」で関わってはいけない、と私は思っています。まず自分を満たし、そこから溢れてくるものを表現する。そのバランスが崩れると必ずどこかでつらくなってしまうのです。

演技でも歌でもダンスでも書くことでも、表現するということは、自分の人生そのものだから。今まであったことの全てを通して表現しているから。その表現と自分自身を切り離せないものだから。

まずは「わたし」のバランスがとれていないと、表現することを続けられないのです。

 

彼は何かを創造する、創造したいと感じるエナジーが、自分からもうでてこないことに絶望してしまったんじゃないだろうか…そんなことを感じて、それは私の「感覚」なので、でてきては受けとめ、でてきては受けとめ、の繰り返し。

彼の死から何を感じるのかは、人それぞれ違うでしょう。これは私の心の問題なのです。私がどこかでずっと感じ続けてきた苦しみを、今このタイミングで見つめるチャンス・タイミングがやってきたということ。

 

 

クリエイティブな方も、お仕事を毎日頑張っている方も、育児でヘトヘトになっている方も…

どうか、「素直に心が今感じていること」に気づいて、受けとめてあげてくださいね。

自分が感じていることにフタをしたり、「また時間のある時にね!」と後回しにしたり、と繰り返しやっているうちに、私たちは自分の心の繊細な感覚が分からなくなってしまうのです。

 

「疲れた」

「休みたい」

「眠りたい」

「○○はイヤだ」…

 

そんなふうに心がヘルプを出している時、まずはちゃんと受けとめる。

そしてその願いを叶える。

何度も書いていますが、まずは「セルフケアの徹底」です。

 

自分の心が苦しくなることは、やめる。いったん距離をとる。

身体がつらいときは、休む。

居心地のいい環境を本気で用意する。

 

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どうか、どうか、

ご自分を大切にしてください。

そのための行動につなげてください。

 

 

三浦春馬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました。

彼の新しい旅が、幸せなものでありますように。 

 

 

 

 

 

今何かつらいことがある方は、ぜひ読んでみてください。↓↓

 

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