よくよく考えるとこれはモテ女時代のエピソードではないな、ということでモテ女シリーズとは別に書きますね。(笑)
前回も書いた通り、子どもが産まれると2人の関係性が良くも悪くも変わっていきます。
協力関係としての強い絆も生まれてくるし、子どもの成長を共有するという新たな楽しさもありますが、相手を甘やかしたくてもこちらの体力が残っていなくて2人の時間を作れなかったり、子ども中心のリズムで生活するので生活の時間帯がズレてしまったり。
また子どもがいることで生活スタイルが一変するので、そこに合わせて欲しいという相手への期待や欲求も大きくなりやすい(男性は基本的に自分の身体に変化が起きるわけではないし、育休でも取らない限り赤ちゃんのお世話に必要なことが女性ほどは分からず、細やかな変化には疎いことが多い)ので、喧嘩も起こりやすいかもしれません。
そこは冷静に話し合うしかありません。私は育児日記をつけて日々の娘の様子、お世話に必要なことをノートを見せて共有していました。
「これはできるけど、ここは時間が足りなくてできないこともある、そこは協力して欲しい」ということを実際のタイムラインを見せて明確に伝えた方が男性にとっては分かりやすいと思います。
察するのは…基本的にムリです。(笑)
こちらが不満を言わない限り、相手は満足していると思っているからです。
だから我慢してムリしちゃいけません!
体力的に落ち着いて、子どもとの生活リズムもできてきて、パートナーのこともまた考える余裕ができたら(笑)、ぜひこの質問の答えをイメージしてみてください。
私が常に意識していることはたったひとつ。
「相手にとって心地よい時間とは何か」
ということです。
男性が帰りたくなる場ってどんなところでしょう?
仕事から疲れて帰ると即「あれやってこれやって」と頼まれ、「そのくらい自分でやって」と突き放されるような場は…逆の立場なら絶対イヤですよね。
もちろん言い方の問題でもありますし、2人の仕事によってもバランスは違うと思いますが、ここは一般的な夫婦(というのも難しいけれど)をイメージしてみてください。
私が男性なら、「お帰りなさい」とまずは温かく迎えてくれる場所に帰りたいです。(笑)
相手がホッと息を抜ける、心地よい時間を過ごせる、そのためにできる小さなことはなんでしょう?
ちょっと嬉しくなって思わず口元がほころぶようなこと。
「いつもお仕事ありがとうね」と声をかける。
最近の仕事の話を聞く。
彼が好きな食べ物やビールなどの飲み物をちょこっとでも用意してあげる。
お風呂上がりのタオルを置いておく。
部屋を(ある程度)綺麗にしておく。
食後のお茶を入れてあげる。
あなたが無理なくできることを何かひとつ、プラスしてあげたらどうでしょうか。
それが引き金となって、いいサイクルが生まれてきますから。
「そんなんこっちだってしてもらいたいわ!!」
その気持ち、良く分かります(笑)
でも愛は先に出した方が、結局自分の心が楽なんですよ。
相手に不満やイライラを募らせるより、相手も自分も心地よく過ごせることをイメージする方が楽しいし、結果として愛も深まる。
こちらがたまにワガママ言ったって、いつものサポートが分かっていれば聞いてくれます。
後はとにかくコミュニケーションをとること。それしか「今の相手を知る」方法はありません。
あなたが今素直に感じていること。
相手に協力して欲しいと思うこと。
「なんで分からないのよ!」という喧嘩越しではなく、お互いの気持ちを知るために、ただ話すことを面倒くさがらないことです。
いきなり「話したいことがある」と真剣モードになると相手もかまえてしまいますから、
「ちょっと相談したいことがあるんだけど、今度の週末聞いてくれる?」とメールでもしておく。とにかく最初から怒りモードをドカンとぶつけないことです。
「私はこう感じてるんだけど、あなたはどう感じてる?」
出会った時のような、純粋な相手への興味を思い返すような感じですね。(笑)
相手があなたに惹かれた時、あなたはパートナーにどう接していましたか。
結婚するまで、どう接し続けてきましたか?
変化する前に戻ることはできませんが、たまに昔の感覚を思い出すのはいいかもしれません。浮気の魔が差す時って、昔と同じように自分を見てくれない寂しさが少なからずありますからネ。
あなたのパートナーの間のバランス、何が自分にとっても相手にとってもベストなのかということは、2人にしか分かりません。
私と彼の間のバランス(彼は基本的に仕事が不規則で忙しく、規則的に何かをお願いすることは難しいので、私は今は育児に専念する)も、日々揺らいで変化しています。
彼に余裕がある時は色々とお願いすることもあるし、そうではない時はサポートに徹する。
お互いが納得していればどんなバランスでもいいのです。
私も多分周りから見れば限りなくワンオペだと思います。幼稚園と母に助けられています(笑)でもそれは私たちが選んだ「あり方」です。
「相手にとって心地よい時間とは何か」
この答えも、あなたにしか分からないものです。
その時の相手の状態によって「心地よさ」は変わります。家族みんなで楽しい時間を過ごしたいかもしれないし、少し1人になりたいかもしれない。身体のメンテをしたいかもしれない。
できる限りそれを叶えることが目に見える愛です。行動です。
その積み重ねでお互いを深く知り、信頼を育むことができます。また、そのあり方は子どもにとっても大きな影響を与えることでしょう。
私にとっての心地よい時間は、とにかく1人にしてもらうことです。(笑)
自由に過ごしておいで、というサポート(娘を見てくれる)が最高に愛を感じます。
ぜひ、「今の相手」にとっての「心地よさ」をイメージしてみてくださいね。
昔と今は違う。
今までのあり方にとらわれず、自由に新しく、これからのパートナーシップを築いていきましょう❤︎
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