「自信がない、だから○○できない」
最近セッション等でよくこの感覚を聞きます。
私は自信があるかと聞かれたら、
「自信という感覚について意識することはほとんどない」というのが率直な感覚です。笑
考えるテーマにもなりません。
「自信があるから行動できる」わけじゃないんです。
とにかくやりたいと思ったら飛び込んで行動している。
動きながら考えている。
自信は「自分を信じる」と書きますね。
目に見えない自信をはかる道具なんてありません。
あくまで主観的でしかないのです。
自分を信頼し、自分を知るために行動する。
その結果としてもしかしたらついてくる感覚なのかもしれませんが、自信という感覚がなくても何だってできるのです。
行動すること、その結果を受け入れることへの覚悟があり、自分の人生に対する愛があれば。
行動できない理由の多くは「不安」です。
どうなるか不安、
どう思われるか不安…
不安を感じている時は、頭の中で色々妄想しているだけで何も行動はしていない状態です。
不安と行動は同時存在できません。
つまり行動することで不安は解消されるのです。
不安で分からないことがあるなら、その道のプロに相談するという「行動」にする。
どうしたらもっと「具体的に悩めるのか」を考えてみるのです。
何か新しく始めたいことがあるなら、まずはその分野の本を読んでみたり、
必要な道具を揃えてみたりして、「そのことそのもの」をもっと知ることです。
自分にとってどんな価値があるものなのか、知るための機会を増やすのです。
誰かにとって価値のあること、楽しいことが、あなたにとってもそうであるということは(大人になればなるほど)稀です。
個別化・多様性の時代です。
「不安だから、それを埋めるために○○をする」というのは、あなたの喜び・本質のエナジーとは合いません。
本質的に、そのことが大好きで楽しくてしょうがない人がいて、その人と同じ土俵に立たなければいけない時、「不安が動機」でそこにいると、どうしてもズレを感じます。
そのズレを「才能」だとか「努力の差」だと思うかもしれませんが、「本質」がそもそも違うのです。
あなたにはあなただけの本質があり、
奏でるべき音楽がちゃんとあるのです。