前回からの続きです。
子どもだった頃、学生時代、社会人になって仕事をしていた時、そして結婚して妻になり、母になり、いつのまにか多くの役割を生きるようになりました。
その中でもずっと変わらないこと。
それは、自分の心を知ること、受け入れること、愛することです。
たくさんの経験を通してたくさんのエナジーを統合して、自分を取り戻していくこと。
自分に還り、自分を愛すること、そして周りを愛すること。
まっさらなエナジーで生まれ、多くのことを学び、自分にとって必要のないモノ(価値観、思いこみ)は手放していく。結局、純粋な本質だけが残る。心に年齢はないのです。
私が10代の頃から感じていた、「心を明るく、自由にする」ことが、ある時期の人生のテーマ・目的だとするなら、その手段はどんどん変わりました。ただご縁のある、いいな♥︎と思ったことに素直に進んできたら、今いる場所に着いた、そんな感じです。きっとこれからもテーマも手段もどんどん変わっていくと思います。今までも思ってもみなかった方向へ進んできたように。
変化は必然です。変わることは、当たり前なのです。
もう気持ちは変わっているのに、「でも一度決めたことだから、長くやってきたから…」と無理やり続けていたりしませんか。
または周りからの期待や無言の圧力で、「自分が変わらないように」本当は感じている素直な感覚を、無理に抑え込んでいませんか。
目標ややりたいことが今なくたって、なんの問題もありません。また一貫したひとつのテーマがずっとあるのではなく、時期によって変わることもあるでしょう。
そこに囚われることなく今を幸せに生きることができれば、そのことが周りを幸せにします。
私たちは、意識レベルで、本当に繋がりあっているのです。あなたが自由になると、まずあなたの家族が自由になるのです。(例えそうは見えなくても)
何かを成し遂げよう、自分オリジナルな何かをつくらねば、なんて気負う必要はありません。
本当にあなたにご縁のあることなら、いたって自然な流れでそのことに出会う・または思い出すと思います。
「〇〇せねば」なんてガチガチに頭で考えたことに、あなたのクリエイティビティは発揮されません。もっともっと、自然に湧き出てくるようなエナジーです。
「あーしてこうしたらあぁなって…」 私たちはプロセスをつい先に考えてしまいます。これをすることで、きっと◯◯になる、というように。
でも、思考=言葉には限界があるし、イメージして、感じることはできても、それは全ての可能性からすれば本当にちっぽけなもの。思い返すとほとんどのことは、まさに「思いもよらない」出来事から展開していったりするものです。自分の心がどう変わっていくかを予想することもできません。
私たちが決められるのは、意図・決意だけ。
「どうあり続けたいか」という自分の姿勢、「何を感じていたいか」 という心の状態。
それは必ずしも何かが達成されたから手に入るものじゃありません。今も未来にも変わらずにあるものです。
◯◯したい、○○になりたい、そういう思いの裏には必ず「◯◯という気持ちを感じたい自分」がいます。それをストレートに願うというか、意識した方が面白いです。
それを設定すると、勝手にプロセスが現れます。目には見えない次元で、確実に動きはじめます。 あとはその流れを信じて進めば大丈夫。流れに任せて、目の前のことを楽しみ、その時純粋に「やったほうがいいな」と感じることがあるならやってみて、「これが夢(こうありたいという自分)とどう繋がるんだろう?」ってワクワクしていればいいのです♬
自分では想像もできないような素晴らしいプロセスがありうるし、それが起きるのを許すことが大切ですね。
自分でプロセスを決めきってしまうのは、わざわざ自分を箱の中にしまっちゃうようなものです。自ら先にレールをひく必要はありません。□□を達成するには〇〇をしなくては、と勝手にプロセスを複雑化してしまうだけです。
箱の外にはもっともっと素晴らしい展開が待っているかもしれない。〇〇を経なくてもひとっ飛びに達成できるかもしれない。
ハワイに行きたいと思っていて、今はどこかのクジに当たるくらいしかプロセスが浮かばないとしても、実はハワイに住んでる友達ができて航空費だけで行ける!とか、面白いプロセスもあるかもしれない。その可能性を否定しないことが大事です。頭ごなしに「そんなことはありえない!」と切り捨てないことです。
それより、毎日ハワイにいるかのような(笑)爽やかな気持ちを心にいつも意識してみましょう。本当に欲しいのはその気持ちだから!
ハワイに行くことはそのための手段にすぎないのです。本当に欲しいものは、モノでも○○になることでもなくて、「自分なりの充実感を感じる心の状態」。
自由な心そのもの♡
それは、今あなたが考えるようなプロセスを経なくても、思いこみをぬいていけば、自分だけでも心を「戻す」ことによって感じられます。
あなたが本当に欲しい感情は、
今本当に望んでいる心の状態は、何ですか?
幸せは「感じるもの」。言葉も思考もいらない世界です。人それぞれ、「自分にとっての幸せ」は全く違います。
現時点で、私が思う「みんな共通の幸せ」を端的に表すなら、「プロセスを味わう充実感」だと思います。
例えば私の幸せ、「本屋とLOFT(文具)を好きなだけめぐること」はその過程こそが楽しいのであって、「はい、もう全部経験した後のあなたになりましたよ~」なんてワープでもされたら、つまらないこと極まりない。(笑)スポーツの試合や映画だって、最後の瞬間にいたるまでのドラマこそが楽しいのです。人生も同じ!
大好きなお茶を飲むことも、その味わいをひと口ひと口、しっかり感じることが幸せなのであって、心がそこになかったらお茶の味なんて記憶に残りません。 失恋した日の空が、本当に綺麗に澄んだ青空だとしても、その綺麗さを逆に哀しく感じてしまうかもしれない。
全ては心の反応次第です。
何かを行う、そのプロセス全てに心をおいて、集中し、最後まで感じきる。
すると充実感がうまれて、幸せを感じます。それがたとえ大変だと感じることでも、終わってみれば楽しかったなあと感じたりするものです。それは心が常にそこにあったから。
プロセスを、(無意識にも)楽しんでいたからです。私たちは、プロセスを味わうために、意図(意志・目標)を持つといってもいいのかもしれません。
それが幸せそのものだから。
そしてそれが人生そのものだから。
幸せ=プロセスを味わう充実感。
目標を達成する一瞬ではなくて。
毎日を生きる中で、充実感を感じられるかどうかは、自分の心次第です。どんな小さなことでも、心を集中させたら楽しい。 小さなことがその日のハイライトになることだってあります。単純作業こそ集中しやすいので満足感を感じやすかったりします。
じゃあ「自分は何に集中しやすいのか」は、自分の心をじっくり、素直に見つめたらわかります。自分の好きなこと、気になることを罪悪感なく追求すればいいのです。
どうやったらそんな心になれるのか?その心になりたい!その心が欲しい!じゃないんでしたね。何かを得れば幸せになれる、とすぐ考えている自分の癖に気づいてください。
「今何か欠けている自分」「不完全な自分」を、「自分が今」イメージしていることに繊細に気付いてください。
あなたが欲しいと思っている心は、すでにあなたの中にあるのです。 自分の外側から手に入れるものじゃなく、思いこみを手放し、ただ自分の素直な感覚を認めてあげるだけでいいのです。
私にとっての、幸せは…
幸せ=今ありのままの全てを受け入れられること。
幸せ=自分を愛していること。自分とケンカしていないこと。
幸せ=今この瞬間、なんでも選べると「分かっている」こと。
幸せ=今この瞬間が、毎瞬新しく与えられ続けていること。
幸せ=自分の心とともにあること。
幸せ=自由な心を感じられること!
今あるものに感謝して、
今あるものに満足して、
今、幸せになる。
「自分にとっての心地よさ」を、毎瞬選び続けてくださいね。
「自分の心を知ること、受け入れること、愛すること」を、旅の間も忘れずに。❤︎
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!(╹◡╹)
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