《心を自由にする方法Basic❤︎》④人生に喜びをもたらすものを知る

 

前回からの続きです。

 

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これまでたくさんの思いこみについてみてきました。

 

「理想的な体型はこのくらい」

「○才までに到達すべき年収」

「みんなに好かれなければならない」

「子育てと仕事は両立しなければならない」

「仕事はずーっとしていかなければならない」

「いつもポジティブでいなければダメだ」

「学校は休まず必ず行かなきゃいけない」

「効率的にやっていかなければならない」

「お金にならないことには意味がない」

「ボーッと何もせず1日を過ごしちゃいけない」

などなど…

 

(もちろんこの思いこみが悪いわけではなく、各自好きに思っていてOKですが) 

 

私たちは「(今の自分とは違う)何かになろう」「何か大きなことを成し遂げないといけない」となぜか思いこんでいたりします。 

無意識に今にダメ出しをして、「何かをしないといけない、ボーッと生きてちゃいけない」とあせっているのです。 その「何か」は自分を幸せにしてくれる保証もないのに。

(そういえば、テレビがでてきてから他人と比較する癖が加速し、幸福度が下がったみたいな研究を読んだことがあります) 

 

 

「~の道に進みなさい、そうすればうまくいくから」

「○○の資格をとっておきなさい、うらやましがられるし、きっと役にたつから」

「普通が一番、普通に就職して仕事をしなさい」(普通って何?)

 

でもこの思いこみの植え付けによって苦しさを感じている方も多いと思うのです。

「こうでなければならない」という強迫観念。

 

それを持つことにより、私たちは「今、ありのまま」の私たちを心から受け入れられない。愛せないのです。

「こうあるべきと思いこんでいる理想の自分」と「今そうでない自分」との差ばかりを見て、落ちこみます。「もっと○○だったら、自分を愛せます」という条件付きの愛でしか自分を認めることができない…

 

つまり「自分に対する不満足」「自分を愛せないという思い」も、思いこみから発生しています。

 

「あり得ない理想」を達成せねばならぬ、と(無意識にも)思いこむことにより、周りの人と比較してしまうし、自分自身に満足していないから幸せ(自分を満たしてくれるもの)を外へ外へと探しにいく。

理想の体、異性、友人の数、家、服、コレクション・・・

 

承認欲求=自分を認めてもらいたいという思いは誰にでもありますが、それもより強くなります。分かりやすくいえば、SNSなどでのフォロワーや「イイネ」などの数が多ければ多いほど、「私には価値がある!」と思える、だからさりげなく自慢できると思うものを載せていくのがやめられない…など。

リアルより、結果として仮想の中に生きてしまうのです。

ありとあらゆるモノで周りより優位に立ちたいと思い、ゴールのない戦いをしています。それが「自分を満たしてくれる」と信じて。

 

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でも、この思いこみが抜けない限り心からの満足、幸福、安心を感じることはありません。 

最初から、「こうでなくてはならない」なんてものはなかったのです。私たちはいつだって自由なのです。あなたが「思いこまない」限り!

「何を幸せと思うか」は人それぞれの本質によるし、個人の選択だからです。

 

自分を心から認めたい方へオススメのシリーズはこちら↓

 

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思いこみがぬけると、自分にとって何が幸せなのか、快適なのか、はっきりと分かります。

「理想的な〇〇はこれである」と画一的に言い切ることはできません。「周りと比べることなく」、自分で楽しく調整すればいいのです。自分にとって一番心地いい状態を。

 

「自分に満足しているひと」はそれだけで美しい、と思います。周りのひとと張り合うこともないので、ヘンな威圧感もないですし、何より自分が一番ラクです。幸せです♡

幸せを外に探しに行かないので、○○中毒、という状態とは無縁です。

 

そして常に心の本音に敏感です。 それを出来る限り反映させようとします。 何に対して本当に心から幸せを感じるのかは、自分にしか分からないからです。

 

例えば、あなたがお金をもらわなくてもしたいこと、楽しくて時間を忘れてしまうほど夢中になれることは何でしょう?

「お金にならないことには意味がない」「時間がないからできない」などの思いこみをはずして、本音を感じてみてください。

ただ、自分の心が喜ぶこと。あなたの人生に喜びをもたらすもの。

 

それは何の役にも立たないように感じるかもしれませんが、自分の心を知る、自分の心としっかりつながることは自分を救うことです。

そして必ず、自分の中のエナジーが統合されて深いところで癒されていきます。生きるために必要なエナジーが湧いてきます。

 

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私の例ですが、「イタリア語がなんだか気になる…」と感じ、勉強を始めてみて、新婚旅行にもイタリアを選びました。

ミラノ、ヴェネチアフィレンツェアマルフィ、ローマと色々巡りましたが、イタリア語を聞いたり見たり話したりするたび、なんだか本当になつかしい気がしました。絶対、この石畳を歩いたことがある、という確信。自分にしか分からない感覚ですが、本当に癒されたと感じた、素晴らしい旅でした。

遠い昔のエナジーを回収してきたような、不思議な気持ち。私はイタリアにご縁があったということなんでしょうね☺︎「イタリア語?なんのためにやるの?」なんて自分の心を否定していたら、何も起こらなかったでしょう。

 

 

 
自分が本当に「幸せを感じる瞬間」、「充実した時間」を得られるのは何からなのか、本当はみんな分かっています。既に「日常化している(自然に毎日の時間の中でやっている)」かもしれません。 

私にとって、「何かになろうとする」ことをやめた時、残ったのは、こうして「書く」こと、何かを分かりやすく伝えること、語学を学ぶこと、人とのつながりを大切にすること、読書など、ものすごくシンプルなことばかりでした。学生の頃からずっとしていることでした。

 

それが分かった瞬間、後はもうただ自分であればよくて、それ以外は全て流れにお任せです。

自分が幸せに感じることをしているわけだから、当たり前だけど幸せだし、楽だし、ストレスも最低限ですみます。

そのことに関われることが幸せだから、別にこれをすることでどうなるのか、という疑問もありません。 

 

良いか悪い」か、「損か得」か、特にこのふたつの判断基準としての思いこみは根深いです。その判断を前提にしていると、自分の心のホンネはかなり耳を澄まさないと聞こえません。

本当は「○○したい」と分かっていても、「いや、でもお金にならないし(得にならないし)」とそのホンネを閉じ込めてしまうからです。

 


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この世界には「唯一の正解」は何一つないし、「絶対に信じるべき価値観」もないし、「○○しなくてはいけない」なんてこともないし、「生きるべき正しい道」もないし、つまりなーーーーーーんにもないのです。自分が作った価値観、思考以外は。 

自分が与えた意味付けの通りに、出来事は形作られ、記憶として残っていきます。

 

違いが豊かさを生み、自由を生む。

その中で、私たちに任されているのは「決断」だけである、と思います。

 

私たちは「何をするか」、「何をしないか」、または「現状維持=そのままでいること」を毎瞬選んでいます。 長期的にその決断が自分にとって&周りにとって良いか悪いか、損か得か、考えても絶対に分かりません。 

私たちはついそのフィルターをかけちゃうけど、結局は私たちが起きた出来事をどう生かすか、という問題ですよね。そういうフィルターをかけて、例えば本心とは違う選択をしたとしても、結局自分にご縁のある道しか歩けないのです。

絶対どこかで引き戻されるから、最初から直観に従ったほうがラクなのです(笑)

あとは「その決断を信じ続ける勇気=自分への愛」が大切ですね。 

 

周りに後押ししてくれる人や応援してくれる人がいるなら、それはとてもラッキーだけれど、自分の決断の結果に責任はもちろん負ってくれません。 

自分の可能性を見たい、それはたぶん私たちを生かすエナジーそのもの、なのかもしれません。自分をしばってぎゅーぎゅーに縮こませているもの、そういう枠を、檻を、思いこみを、全てとっぱらったら、何をしてみたい?どんな自分で「ありたい」のでしょう?

 

「バシャール2006」から、そのヒントになりそうな文章を引用してみます。

 

「地球上の人々は、この人生で探求しようと選んできたことを「人生の目的」とか「使命」という言い方をしていますが、私たちはそのことをただシンプルに「全般的なテーマ」と呼んでいます。

なぜなら、私たちが知っているかぎり、この人生でみなさんが持っている唯一の目的や使命は、「できるかぎり自分自身でいる」ということだからです。もちろん、みなさんは自分の人生の目的や使命をさまざまな形で「表現」することができるでしょう。しかし、その異なった表現のしかたそのものは人生の「目的」ではありません。それらはただの「表現」にすぎないのです。

人生の目的とはただ、「できるかぎり自分自身でいる」、つまり、「大いなるすべてと調和のとれている自分本来の波動でいる」ということです。みなさんがもっともワクワクすること、魅かれるもの、もっとも情熱を感じること、それらはすべて、「自分自身でいる」という人生の目的の「表現」なのです。人生の目的であろうと、目的が表現されたものであろうと、さほど違いがあるように思えないかもしれませんが、こんなふうに区別するのには理由があります。

なぜ「目的」と「その目的が表現されたもの」をはっきり区別しているか。それは、自分の人生の目的をあまりうまく表現できていないとき、「自分は人生の目的を生きていないんだ」と考えてしまう人が少なくないからです。しかし、その考えは明らかに違っています。みなさんはどんなときにも、「自分自身でいる」という本当の目的を表現することができます。その目的の表現のしかたにおいて、必ずしも自分が考えたとおりの形で表現する必要はないのです。(中略)

ここでのポイントは、「人生の目的(=できるかぎり自分自身でいること)を、ある特定のやり方で表現しなければならない」という思いこみから自分の焦点を外してあげる、ということです。ワクワクすること、情熱を感じること、心魅かれることだからといって、必ずしもそのことそのものを達成しなければならないわけではないのです。なぜなら、単に「自分自身でいる」という目的を満たす方向に進む必要から心魅かれただけかもしれないからです。(中略)

この原則を深く理解して、どの瞬間も「特別なやり方で表現しなければいけない」という期待をせずに、こうあるべきだという思いこみから自由になって、本当に自分の情熱に従ってください。そうすれば、みなさんは充実感を感じることができます。」

 

(『BASHAR 2006 バシャールが語る魂のブループリント』より)

 

バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント

 

 

人生の目的は「あなたがあなた自身でいること」であり、そのための表現はなんでもかまわないのだとしたら…何かを「達成」しなくてもいいのだとしたら…

 

今ある目標はあなたの心を本当に自由にするものですか?周りから望まれていることではなく?社会に認めてもらいたいからという思いからではなく?お金のためだけではなく?

心地よい自分自身でいる、とはどんな自分でしょうか? 

少しイメージして、感じてみると面白いかもしれません☺︎

 

 

 

自分が無条件に心惹かれること、やりたいと感じること、関わっているだけで嬉しいこと…

それがたとえどんなに役に立たないような気がしても、「あなたの人生に喜びをもたらす」というそれだけで、 大切にする価値があるのです!!

ただひとつ注意。自分の好きなことと仕事をすぐに結びつけようとしないでくださいね。仕事にならない=お金を稼げない=生きていけない=やる価値はない、と思考を繋げないでください。

 

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私も、こうして「書く」ことは最初なんにもならない気がしていました。同じようなことは素晴らしい先人の方々がもっと上手く書いているし、書き方を学んだことはないし…

でも私は私の言葉を大切にしようと思いました。新しくなくていいから、ただ自分らしくありたいと。書くことが好きなんだから、ただそのために書こう、と。 

 

ご自分の中の情熱は、意外と目標とまでかかげるものではなく、ささやかなものかもしれません。長く続く情熱は、心地よく、自然で、無理がないものです。

 

周りを幸せにしたいならなおさら、自分にとっての幸せを罪悪感なくまず追求してください。

それは全然、ワガママじゃありません!(*'ω'*)

 

「なんのためにやるの?」とすぐつついてくる、心の裁判官(笑)から離れてください。「ただ気になるから、体験してみたいから、やる!」という子供の時のような、純粋な気持ちを大切にしてください。

何かになろうとせず、「あなた自身」でいてください。

あなたの本質を生きてください。

 

あなたが心から喜びを感じること、子供の頃から変わらず好きなこと、それがどんなに小さくて役に立たないように感じても、自分のために大切にしてください。

そのための時間を作ってください。 

 

自分に対する不満足、そのおおもとにある思いこみを手放しましょう。思いこみがあったから、自分で自分を不自由な檻に閉じ込めていただけです。到達すべき自分、なんてありません。 成し遂げなきゃいけない使命なんてありません。

 

あなたがあなた自身を嘘偽りなく生きる、それだけで救われる人がいますし、自分も本当に楽で幸せでいられますし、結果周りを思いやる余裕も生まれるのです。

そして「そうやって生きていいんだ」、と周りの方を勇気づけてあげてくださいね(*^^*)

 

 

続きます!

 

 

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