私は書くことが好きなので、例が書くことになってしまいますが、
習慣化のヒントとしてあなたの好きな「表現」「趣味」「学びたいこと」などに置き換えてみてくださいね。
何かを始めたい・習慣にしたいと思う時、一番最初は「毎日やること」をオススメしています。
なぜかというと、私が感じる理由は3つ。
①例外がない方が心が迷わず、決断する力を使わずに済むから
②「自分はそれをするタイプの人」なのだと自覚が進み、アイデンティティーを強められるから
③最初に力を入れてぐーっと加速すると、後がラクに続けられるから
まず①。
例えば最初に「週3回やろう!」と決めても、「今日はやろうかな〜どうしようかな」「今日じゃなくてもまあいいか!」など心の中の葛藤が起これば起こるほど、実際にやるのが面倒臭くなるものです。
②はこの間書いた記事↓ですね。
③は飛行機と同じ。何かを始める時が一番エネルギーを使うんですよね。最初にグッと集中すると、後はラクなんです。習慣になってしまえば、もうほとんど意識せずにできますからね。
ハミガキと同じような感覚で、「やらないと落ち着かない」感じになるのが理想です。
私は今まで約12年「Blogを書く」という習慣を続けてきましたが、その間毎日更新していたのは5年半くらいかな?と思います。
途中何ヶ月か休んでいた時もありますし、妊娠・出産と体調的に更新できなかったり、父の介護等で精神的に書けなかった時もあります。
逆に言えば、こういう時まで無理して続ける必要もないですよね。
毎日更新して良かったことはたくさんあります。
固定の読者さんがついたことや、毎日更新で書きためた記事が本になったこと、プライベートセッションやイベントなどで直接読者の方とお会いできる機会を作れたこと、そこから今も続く素晴らしいご縁に恵まれたこと。
何より、私は「書くこと」が好きなので、「書き続けられたこと」が幸せでした。
(私にとって「書くこと」は最初から続けやすい習慣だったと言えます)
毎日更新の何が大変だったか?と言えば、それはやはり「生きることとのバランス」ですね。
自分の人生に大きな役割の変化がそれほどなければ、またはそれが仕事として成り立っているのなら、可能かもしれないですが、そうもいかない。
そのあたりのバランスの取り方を試行錯誤した時期に関してはこちらのシリーズを参照↓
では毎日更新のデメリットは何か?と言えば、私の場合は「計画的に書く」ということがあまりできなかったことです。
最近書いている《I'm enough》シリーズのように、連載形式で、ある程度全体像を把握した上で書くということにまで時間を使えなかった。
時間がたっぷりあればいいんですけど、普段の生活と仕事(または育児)の合間に毎日更新となると難しかったですね。
毎日更新を長くやった今は、週2回更新で続けています。
育児とのバランスもありますが、「書くこと」は十分習慣になっているので、今は「量より質」の時期かなと(╹◡╹)
書くことに限って言えば、最初はやはり「毎日更新(毎日書く)」をオススメします。
ある程度の長さを書くのにどのくらい時間がかかるかも分かるし、読者さんもつきやすいし、自分のスタイルも分かってくる。
例えば私は「書く」という作業の中で「編集」の作業が一番好きです。
このBlogもそうですが、以前書いた文章を何度も手直ししています。
推敲すること、今の感覚に合わせて追加したり別の表現に書き直すことが好きなんです。これも長く書き続けてきたから分かったことです。
公にする必要もありません。PCでもノートでも、あなたの好きな書き方でどうぞ。手帳を書くことでも、モーニングページでもいいですね。
まずは「1文書く」「5分書いてみる」など、絶対できるベイビーステップを毎日続けて習慣化
↓
テーマを決めて書いてみるor時間を決めて書いてみる
↓
ある程度慣れて書けるようになってきた、
書いた内容が溜まってきた段階で、
公にしたい(Blogにしたい)場合は毎日更新にチャレンジしてみる
あなたが「書くことを楽しめる距離感」を探してみてくださいね。
《習慣化のヒント》
・新しく習慣にしたいことを「ひとつだけ」選ぶ。
・一番最初は「毎日やる」と決めた方が、迷いがなくなるのでオススメ。
どうしてもムリだと感じるなら「2回続けて休まない」ルールでやりましょう。
・習慣化の最初は、「絶対に失敗しないベイビーステップ」から。
書くことであれば「近くに常にPCを置いておく」「PCを開けて下書きを1文だけ書く」「◯◯を1分だけやる」など。5分以内に終わる行動が理想です。
短くして、毎日やる!
・始めようとしていることが、そもそもあなたの「好きなこと」であれば、続けるためのハードルはグッと下がりますが、内から外への「創造的な表現」ならば、「外に出す」という機会をしっかり作り続けることが大切。
普段やっていないのに、いきなり上手に思ったように出せるということは稀です。やり続けることで、より深くその表現が分かるようになります。
・最初は「量」をこなすことで、「質」もついてくる
・ハビットトラッカーをつける場合は、まず1週間だけとか短い区切りの方がオススメ。
いきなり1ヶ月分のフォーマットを作るのはハードルが高いです。
・状況によってできなかった時、2日連続で休んでしまった時でも、とにかく続ける!ことが大切。心を折らずに(笑)やめなければ、それでいいのです。
「よし今日またやろう!」ができれば、長い目で見れば続いているのですから。
小さな行動を積み重ねることだけが、状況に左右されず自分でコントロールできることです。
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