「何で成長しないといけないの?」
こう聞かれたらなんて答えますか?
子どもの頃、不思議に感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「精神的に色々と成長しなくてはいけない」
これも根深い思いこみのひとつだと思います。
私は成長は意図的に起こすものじゃなくて、結果だと思っています。後から振り返って「そういえばあの事があって成長できたなあ」と感じるもので、成長を目的に何かをするとバランスが崩れる、と感じます。
社会人になると仕事の面で「成長しなければ!」と環境や状況から感じる場面が増えますね。
もちろん「求められているもの」が今の自分にはまだ足りない、ということは起こりえます。それはやっていないことなら当然のことです。
そんな時にまず意識して欲しいのは、「もっと成長していかなければいけない」と思いこみから何かを目指すのではなく、「私は本当にこれをできるようになりたいのか」ということです。
本当にやりたいと思っているのかどうか。
多くの人は、
「成長しないとダメになる」
「成長しないと追い越される」
「成長しないと稼げない」
とか、この思いこみが色々な恐怖や不安と結びついています。
「それをやりたい、深く知りたい、できるようになってみたい」という純粋な心から何かに取り組んだ時、それは結果として大きな成長に繋がることは多いと感じます。そもそもあなたにご縁のあることだからです。
「成長しなければならない」という思いこみから、心を暗くして何かを必死に頑張る必要はないのです。
選べるのです。どちらの道を通ってみるか。
「やりたくない」と感じても「経済的な安定」を重視してやる、ということもあるでしょう。
そうならばそれは自分が選んだ選択であることを忘れずに、必要なことを見極めてやればいいのです。
「成長」を目指すのではなく、「これは自分の本心の選択である」という自覚が大切。
あなたは「経済的な安定」を重視して「やること」を選んだのだから、それはあなたの「やりたいこと」なのです。とりあえずの今だけでも。
人はどんな時だって「変化」しています。
それが良い方面だと感じれば「成長」だと勝手にラベルを貼っているだけ。
悪い方面だと感じれば…「後退」?
そんなことはありません。
子どもを見ていると、本当にどんな時でも成長しかしてないなと感じます。ひとつひとつの経験が、どんなことであれ財産。
大きな目で見れば、大人もそうなのでしょう。
人はどんどん変化していく、それだけが真の姿です。自分ではそう感じていなくても。その流れをただ受けとめていけばいいのです。自分の成長を計画することはできません。
変化を起こした方が良い、それが成長だ、と思いこまないでください。現状維持だって立派な選択です。
柔軟にしなやかに生きる対応力を意識して、「成長」という言葉にとらわれず、「今感じる素直な感覚」を大切に、目の前の人を大切に、後悔のない道を選べるといいですね。❤︎
いつもありがとうございます(╹◡╹)
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