子どもを産んだら、好きなことしかできないという話

 

 

私はもともと、「子どもが絶対に欲しい!」という思いは学生の頃からほとんどありませんでした。

塾講師をしていたくらいなので、中高生は大好きなんですが、自分より小さい年齢の子は全く近くにいなかったので(私は14歳年の離れた兄がいて妹ポジション、仲の良い母方の家系では孫・従姉妹の中で私が1番最後に生まれたため、私より下とは触れ合って育ってきていない)、どんな感じなのかイメージもわかず。。

 

 

大人になってからも、赤ちゃん〜小学校低学年の子と触れ合うことは皆無。

一度友人の子どもちゃん(生後8ヶ月くらい)に会いに行った記憶がありますが、可愛さにメロメロになって子ども欲しくなりました!とかも特になく。(笑)

(いや、可愛いとはもちろん思いましたけど、自分も〜!とはならず)

 

言葉が好きな身としては「言葉がちゃんと通じない」というだけでもちょっとひるみます(笑)赤ちゃんにいたっては未知すぎて知識ゼロの状態。

子どもを産んだのは、旦那さんが望んだからです。

ここからのスタートでも、「子どもを産んで本当に良かった!!」と思うので、同じように「子どもをもつことに強い思いはない方」、「マイペースな自分でも子育てできるのかな?」と感じている方に何かヒントになれば、と思います(╹◡╹)

 

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私の中に根強くずーっとあった思いこみは、

「子育ては大変だ」

「子育て期間に入ったら、自分のやりたいことはできない」

これでした。

 

何度か書いていますが、私の本質は

 

・心の整理のために、じっくりと書いたりぼーっとする1人時間が絶対!必要(理想は毎日4時間)

・学びたい欲が強いのでやりたいことはたくさんある

・気付きや経験を消化して文章にまとめたい(これまた時間かかる)

・基本的に1人が好き

 

全く育児に合っていないデフォルト。(笑)

(この本質を理解しているので、現在も2人育児(兄弟)は全く考えていません)

仕事はこの本質を活かせる(=自分の時間がちゃんと作れる)場を選んできました。

でも育児は、基本的に24時間ずっと一緒。しかも子どもの性格も不明。

 

今、このふたつの思いこみを振り返って

「確かに、そういう時もある」ということは否定できません。

 

いつまでたってもぐずぐず泣き止まないとか、「なぜ!?」というような理由の行動をしていた時とか、「大変やーん!!」と感じる瞬間は、確かにあります。

でもずっとじゃありません。

終わりがあるから大丈夫♬」という心の余裕をキープできることが大切になってきます。

 

はいはいが始まったり、歩けるようになると、どんどん注意しないといけないことが増えてくるので、一緒にいる時に別のことをするということが難しくなってきます。

「この時間にこれやりたかったのに〜(できなかった)」ということが日常。(笑)

 

3歳くらいまでは、子どもといる時は「ママタイム!」と割り切り、自分のしたいことは一旦脇に置いておいて寝た後の時間をいかに有効に使うかを考えた方が、ストレスは少なくて済むと思います。

私は最低限の用事以外は無理な予定は立てず、家事も手抜きで(ここ重要)、Blogは娘が寝てから書いていました。

本当の意味では「終わりがない」=毎日一緒に過ごすからこそ、自分なりの心の中での区切りの付け方も、とても大切ですね。

仕事とは違って、「職場を出ればとりあえずは終わり!」という感覚や、解放感が得られないので。

 

まとめますと、心の余裕をキープして、やりたいことをやるためには、「いかに早く寝かせるか」が勝負なのです!!(笑)

 

 

 

そして純粋な、自分のための時間を取れることが貴重なことなので、その時間に優先度の低いことはやっている暇はありません。

必然的に、「本当に好きなことしかやっている時間はない」ということになるのです。

 

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娘は今年、5歳になります。本当に楽になりました(笑)

どうやって最初の3年間を乗り切ったか、振り返ってみますね。

 

娘の性格は

・素直、明るい

・慎重(よく周りを観察していて、空気を読める)

・嫌なことなど、自分の気持ちを表に出すのは苦手で、内側にこもるタイプ

(ぎゃーー!と外に発散するタイプではない)

 

好奇心旺盛なのは全ての子どもに共通ですね(╹◡╹)

そしてものすごく有難いことに、

 

・イヤイヤ期がなかった

・よく寝る子だった

 

神。(笑) 

言葉はとても遅かったです(2歳半すぎても全く喋らず)。

喋る前にひらがなの文字を覚えて、「あいうえお」のひらがな表の順に発声練習をすることから始まり、徐々に単語を繋げて言えるようになるという、第2言語を覚えるような覚え方でした。

 

イヤイヤ期がほとんどなかったことに関しては、「とにかく、娘の話をよく聞いてきた(聞こうとしてきた)こと」が良かったのではないか、と感じます。

それは娘が話すのが遅かったからということもありますが、「ママが私の話すことを聞いてくれないのに、なんでママの言うことを聞かないといけないの?」という思いがたまると、やはり「イヤイヤ時間」が増えるのかなと。

もちろん脳の発達状況も関係するようですし、もともとの性格もあるし、理由は複合的だと思いますが。

 

言葉は遅くても、こちらの言うことはしっかり理解はできていたので、

「いつも元気でいてくれてありがとう」

「今日も楽しい時間をありがとう」

「今日は◯◯ができたね、頑張ったね」

(もっと◯◯できたら良かったねとは言わない)

「ママは◯◯(娘)が大好き。みんなも◯◯(娘)のことが大好きなんだよ」

と、いつも言っていました。

娘は返事をすることはなくても、よく聞いていました。

 

あなたが生きていることそのものが本当に有難いことなんだということを、今も毎日伝えています。朝起きてすぐも、「可愛い◯◯さん、おはよう〜今日も大好きだよ」とハグすることから。娘も毎日「ママ大好き♡」と言ってくれるので超絶癒されます(笑)

 

「愛されている」という感覚が分かっているからこそ、私や家族の言うことを素直に聞いてくれるし、よくお手伝いなどもしてくれるんだと思います。今や家事の即戦力です。

ここは最近書いている《I'm enough》シリーズに重なる部分ですが、娘が自分の本質の尊さを、周りと比べることなく受けとめられるように、自己価値感を高く持って育ってほしいという私の願いです。

 

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しっかり言葉が理解できる今では、もちろん私もいたらないこともたくさんあるので、こちらが悪かったなあと思った時は寝る前に謝るようにしたり、体調がイマイチで休ませてくれた時は忘れずにお礼を伝えたり(よく体力がもたなくて倒れます笑)、

とにかく「支配的な立場」だからこそ、そうはならないように、彼女のペースを見守るようにしています。

ここに関しては、本当に心から比較癖がぬけていてよかったと感じます。

周りは周り、娘は娘。

 
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娘は可愛くて仕方ない。それでも、私にはどうしても1人の時間が必要でした。

母に協力してもらって数時間だけ外に出たり、旦那さんの仕事がゆるめの時に時間をもらったりして、昼間にひとりの時間をとることも少しありましたが、一番はやはり夜、早めに寝かせることが塵も積もればで、一番自分の時間が取れます。

そのためには娘の生活リズムを整えること私も娘のリズムで生活することを徹底する、ということが必要でした。

 

歩くことが安定してくると、体力もついてきて、お昼寝も少なくなります。娘はとにかくよく歩く子だったので、昼間にお散歩したり体を疲れさせて(笑)、お昼寝も早い段階で無くしました。

(2歳半前くらいだったかな、4〜5時に眠気がきたらもうお風呂に入って一旦眠気を飛ばし笑、そしてごはん食べてすぐ寝る!を続けるうちに、お昼寝ナシで大丈夫になりました)

夜8時までには寝る、というリズムを徹底してきました。

 

娘のためにも、私のためにも(笑)、規則正しい生活をする。

体調を崩さないように生活リズムを守る。

その結果、娘は基本的に体調もよく、よく寝るので目覚めもよく、私は夜の自由な時間を作ることができ、とても楽になりました。(寝落ちも多いけども)

 

 

子どもを産んで良かったと感じるかと聞かれたら、迷いなくYESです。

子どもと過ごす1日は長く感じるけど、1年は早い。本当にあっという間に大きくなっちゃったなあ、と。

 

子どもと過ごすことでしか得られない視点がやっぱりあって、それは私の「書くこと」にも多大な影響がありました。

そして「自分の子ども時代の感覚を思い出す」ことと、「親の視点を得て世界が広がる」ことが同時に起きるので、それはそれはたくさんの感情ともう一度向き合うことになりました(笑)

それをやって良かった。

私は自分の本質をもう一度深く見つめなおすことができました。

その結果、今もこうして書けていることに感謝です。

 

自分のクリエイティビティにマイナスになることは絶対ないので、そこに不安を感じている方がいらしたら安心してくださいね。

 

娘の年齢によって、向き合ってきた自分の感覚は違うけれど、どの瞬間も本当に可愛くて、そうは感じられない時は私に余裕がない時で(笑)、バランスを取り直す…その繰り返しでした。

全然上手く接してあげられなかったと感じる時も、そんな自分を許し続けました。

完璧な子育てなんてないのだから、自分を責めることなんてしなくていい。

大切なことは、1日の終わりには気持ちをリセットして、次の日にはまた「子どもへの愛を、子どもにとって分かりやすい形で表現し、伝え続けること」なのかなと思います。

とにかくセルフケアファーストでいけば大丈夫。

これからも、娘のペースを大切に、その時の自分の感覚を大切に、バランスをとりながら、彼女との生活を楽しみたいと思います(╹◡╹)

 

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